親しい人やお世話になった人が亡くなった際はお通夜やお葬式に出向きたいですが、体が不自由な人や高齢者の方は、外出すら難しいということも少なくありません。そして斎場に到着しても、バリアフリーなどの設備が整っていない場合はお焼香もままならなくなってしまいます。
そこで、最近は葬儀社のほうもアイデアを出しており、高齢の方や身体の不自由な人もより無理なく葬儀に参列できるようになっています。特に注目されているのがドライブスルーによるお焼香です。ドライブスルーというと車に乗ったままファストフードを購入できるサービスとして知られていますが、長野県のある葬儀社がお葬式に導入したことで、話題となりました。
これは、車の中からお葬式に参加できる画期的なサービスで、参列者はタブレットから記帳を行い、香典も渡すことができます。車内でどのように焼香が行われるのかも気になるところですが、こちらはボタンを押すことで遠隔操作で行うことができます。
会場に入らないと葬儀の要素を知ることができませんが、参列の様子はカメラを通じてモニターで確認できるようにしています。こうしたサービスには賛否両論ありますが、今後も高齢者に向けた様々なサービスが登場することが予想されます。
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