2018年06月27日
マナー違反にならない葬儀の服装
通夜や告別式は参列者が故人の死を悼む厳粛な儀式ですので服装のマナーは失礼のないように注意しなければなりません。女性の場合、葬儀の服装は喪主や遺族の方は通夜から1周忌、あるいは3周忌までは正式の礼装が通例になっていますが、一般の参列者の場合は略礼服で良いとされています。
着物なら黒喪服または色無地の紋付の着物で、帯とぞうり、バッグは黒にします。洋服ではブラックフォーマルや黒のブラウスとスカートの組み合わせ、グレーや紺の地味なスーツが適しています。アクセサリーは基本的にはつけませんが、真珠のアクセサリーは一重のものならOKとされています。
バッグは金具のないものを使い、毛皮のコートや皮のバッグは殺生を連想させるのでNGとなっています。男性の場合、葬儀の服装は遺族の方も一般参列者も略礼服（ブラックスーツ）を着る方が多くなっています。急な通夜で略礼服が用意出来ない場合、普段着に喪章をつければ喪服とみなされますし、略礼服が用意出来ない場合は紺やグレーのダークスーツでも失礼には当りません。
ワイシャツは白無地でカフスボタン、タイピンなどのアクセサリーはNGです。男女とも靴はエナメルなどの光沢をあるものは避けましょう。