葬儀ライター柳の葬儀まとめ

2018年08月13日

定期的に法要に取り組む本当の目的

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

法要と言いますのは、葬儀のあと故人の冥福を祈るための供養を意味し、追善供養と言うこともあります。法要というキーワードは仏教用語の為、仏教ではない宗教で法要というキーワードは用いません。神道に於いては霊祭か御霊祭と言い、キリスト教は法要を意味するものとして追悼ミサなどがあります。

法要の目的については、故人があの世に安心するために執り行われます。亡くなってから49日は、1週間毎に閻魔大王に生前行為の裁きを受けて、あの世及びこの世を行き来しているとされています。故人がさまよっている内に非常に良い裁きを受け、あの世に行けるため、四十九日具体的には、忌日法要を実行します。

それに加えて、お亡くなりになってから1年した後、それから数年おきのペースの法要を一周忌や三回忌と言いますが、これについても年忌法要や回忌法要とも言い表します。忌日法要のみならず、故人があの世に行ってから精進し、極楽浄に行って貰うために行われるものになります。

その一方で、法要の意義もしくは考え方に関しては同一の仏教におきましても宗派によりまして解釈が違って来ることもありますので、詳細を知りたいケースでは法要を実施する寺に確認してみると賢明でしょう。

月別記事リスト