葬儀に参列し、自宅に帰ってきた際、玄関に一歩足を踏み入れる前にやらなければならないことがあります。それは、清めの塩です。体に振りかけて、体を清めてからお家に入るのが一般的な慣習でもあります。そのため、出かける前に玄関などに用意しておけば、お家の敷居をまたぐ前に、体を清めることができます。
また、家族がいらっしゃる方は、家族に用意しておいてもらうとスムーズに体を清めることができます。最近は、会葬御礼の挨拶状と共に塩が入った小さな袋をくれるところもありますので、自分で用意できない場合でも、安心してお清めすることができます。
ただ、このお清めの行い方を正しく知らない人が最近は多いと言われています。正しい清めの方法を事前に確認しておく良いでしょう。ちなみに、正しい方法としては、胸、背中、足元といった順番に、一掴みほどの量の塩を振りかけていきます。そして、最後は手で払ってお清めが終わります。家族が出迎えてくれる人は、家族に振りかけてもらうのも良い方法です。気分を切り替えることができますし、目には見えないものを自宅に持ち込む不安も解消されるので、実践しましょう。ただ、この慣わしは、行わない宗派もあると言われています。自分が信仰している宗派の慣わしに合わせて実践しましょう。
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