葬儀ライター柳の葬儀まとめ

2019年04月21日

できれば翌日に持参したい宮司へのお礼

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喪主及び遺族は、葬儀が終わった翌日か遅くても初七日までにはお世話になった人のところに行って感謝の気持ちを述べることが常識だと言われています。特にお世話になった人には菓子折りなどを持参するのも良いかもしれません。

葬儀を行ってくれた寺院や神社などの宗教者も挨拶に行くべきところです。その場合はできるだけ翌日に行くようにするべきでしょう。最近は当日にお礼を渡してしまうことも多いようですが、できれば翌日にあらためて出かけるのがマナーです。

神式で葬儀を行った場合には宮司にお礼を包みますが、この表書きは御祭祀料か御礼とします。お金は白い封筒に入れます。不祝儀袋に入れるものだと考えている人もいますが、宗教者の不幸ではないので不祝儀袋は使わないということをあらかじめ知っておきましょう。

できるだけふくさなどに包んで相手に会ってからそれを開くようにします。ふくさを開いて相手が封筒を見たときに表書きが反対に映らないように気をつけます。最近は包む金額を宗教者側で提示してくることも多くなっていますが、本来お礼は感謝の気持ちを伝える意味合いがあります。そのため金額には決まりはありませんが、どうしても悩む場合には葬祭業者に聞いてみればその地域の慣習になっている金額を教えてもらうことができます。

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