葬儀ライター柳の葬儀まとめ

2019年06月16日

遺骨をお墓に入れるタイミングは決まっていない

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納骨や埋骨は、必ず四十九日や一周忌までに行わなければならないという決まりはありません。法律上も葬式や火葬をしてからいつまでに行うという期日もないため、葬儀社などにいわれたという場合でも気にする必要はありません。

初七日、三十五日、四十九日などいわれていますが、あくまで一般的なケースで、ときには火葬をしたその日または翌日というケースもありますし、墓地が間に合わないなどの事情から一周忌や三周忌に埋骨を行うケースもあります。

目安は首都圏では一周忌または三周忌までに行うことが多く、火葬後2年以内に行うが目安となります。火葬をしたという火埋葬証明書を火葬場が出しますで、その証明書を持っていれば納骨・埋骨をするタイミングはいつでも大丈夫です。

お墓に入れるまでは、仏壇の前や床の間などに小さな机を置き、その上に白い布をかけて遺骨と位牌を安置して、線香とろうそく、お菓子や果物などを備えて毎日朝晩供養します。遺族の自宅などに安置しておいても法律上問題はありません。ただし、遺骨が変色やときには液状化してしまうケースもあるため、お墓ができたら、遺族の心の整理がついたら納骨するようにします。最近は散骨するというケースも増えてきましたが、無許可で山や海に散骨する行為は違法となるため、しっかり許可をとってから行うようにします。

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