現在はこれまでの形式にとらわれない葬儀が登場しています。いわゆる無宗教葬儀や自由葬が該当します。そして、その中でも音楽葬というものがあります。その名の通りBGMを流して故人とお別れをします。故人が音楽を趣味としていた場合に故人選曲のBGMを流すことで遺志を反映させます。
自分が元気なうちに曲を選んでおけば自分らしさを演出できます。ただCDを流すだけでなく、ピアノなどの楽器演奏や小規模な弦楽団を呼ぶことも可能です。演奏ではなく合唱団という方法もあります。決まった形式ではなく自由に行えるのがメリットといえるでしょう。
参列者の印象に残りやすいです。しかし、これまでの形式を重んじる年配者からは理解してもらいにくいかもしれません。遺族の間で揉めないためにもきちんと話し合ってから行うことをおすすめします。行う場合の費用は内容によって異なります。
CDを流すだけならコストはそれほどかかりません。合唱団や楽団を招く場合はそれなりに高額になることもあります。予算内に収まるように満足できる式を考えましょう。流す曲に関してはジャンルは問いません。定番なのはクラシックを流すことが多いです。
厳かな雰囲気が出るので参列者にとっても悪い印象を与えません。他にも洋楽・邦楽があります。洋楽はポップスだけでなくロック・ジャズ・ブルースなど多様な種類があります。邦楽は演出として雰囲気を壊さないよう選曲しましょう。
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