現在日本では葬儀スタイルは自由度を増しており、様々な葬式を執り行えるようになりました。その中でも注目を集めているのが音楽葬であり、無宗教葬や自由葬と呼ばれる葬式形式の一種であり代表になっています。好きな音楽を流して故人を偲ぶ葬儀であり、読経などを伴わない音楽を中心としているのが特徴です。
故人の好きだった曲などをかけるので、一般的な葬式のようにしんみりした曲ばかりではなく、ポップな曲やロックな曲が選ばれることも珍しくありません。音楽葬に必要となる費用は葬儀業者による違いがあるのはもちろんのこと、生演奏にするのかCDをかけるかによる違いも大きいのでよく考えて内容を選ぶ必要があります。
音楽の葬式となれば執り行える会場は設備が整っていなければならないので、中には希望する会場では執り行うことが難しいケースもあります。あらかじめ音楽葬にしたいという希望をきちんと伝えておき、執り行える会場から選ぶようにしましょう。
まだ新しいスタイルということは確かであり、故人の希望であったとしても周囲の理解を得ることは難しい場合もあります。どんなスタイルの葬式にしたいのか考えておくことと、周囲の理解を得ておくことが大切です。
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