2020年03月22日
自分らしいお葬式を選ぶ人が増えている
近年、より「自分らしく見送られたい」ということから、お葬式を自由葬にする人が増えています。自由葬には様々なスタイルがありますが、その中の1つに挙げられるのが「音楽葬」です。文字通り、音楽を流して故人を見送るというスタイルのお葬式となります。
故人が好きだった音楽を流すということ以外に、ピアノや小規模の弦楽団を呼んで生演奏をしてもらうという、アイデアもあるようです。自由葬は一般的な仏式のお葬式とは異なり、執り行う内容に細かいマナーはありません。
流す音楽も自由に決めることができます。この音楽葬によるお葬式のメリットは、参列した人が故人を思い出すきっかけができたり、より想いにふけることができるという点です。普段の生活の中でお葬式で流れた音楽を聴いた時、故人のことを思い浮かべるきっかけとなるでしょう。
生前、「この音楽を流してほしい」と家族などに伝えておくと、理想のお葬式になるかもしれません。ただ自由葬はまだ新しいスタイルの葬儀ということもあり、親族など他の参列者の理解を得られないというケースもあるようです。このようなこともあり、流す音楽をなかなか決められないこともあります。もし、音楽葬を希望しているのであれば自分であらかじめ、流して欲しい音楽を決めておくと余計な争いを避けることができるかもしれません。