葬儀の中でも他の式タイプと大きく異なる式の1つとして、通夜や告別を行わない直葬があります。通夜や告別式を行わないというのが大きな特徴であり、いきなり火葬場で火葬を行います。火葬の前に遺族のみで最後のお別れは行われますが、時間なども10分程度と短い事が多いです。
ただし葬儀の種類のなかでも一番費用を抑える事ができる式タイプになるので、費用の負担を抑える事ができる式といえます。ただし実際に直葬を行う場合に把握しておくべき注意点ですが、菩提寺がある場合は理解を得られない場合が多いです。
本来通夜や告別式は故人の供養という意味が込められているので、それをまったく行わないというのは菩提寺からは理解を得るのは難しいです。また別れの時間自体がとても短いので、遺族にとってもお別れをした実感がえられないという場合もとても多いです。
あまりにあっという間に終わってしまう事が多いので、心の整理が出来ない遺族も多くいます。また参列者自体は遺族のみという点で、周りからの批判をうけてしまう可能性も高くなります。特に故人が生前広い交友関係があった場合は、後日弔問客が多く訪れる事もあり遺族への負担は増える事も想定しておく必要があります。
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