葬儀ライター柳の葬儀まとめ

2021年08月03日

言葉をよく考えて選びながらお悔みの手紙を書く

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遠くの地域で葬儀が開かれる時やスケジュールの都合で参列できない時に、お悔みの手紙を出すことになった際には、よく考えながら言葉を選ぶことを推奨します。言葉の選び方を少し間違えるだけでも常識のない人間だと思われて、マナーに反した手紙になることもあるためです。

喪主と個人の続柄を意識しながら言葉を選ぶ必要もあり、知り合いの息子さんが亡くなった際にはお子さんといった言葉を使わずに、ご令息様やご子息様といった敬称を選んでください。娘さんが亡くなった場合はご令嬢様やご息女様と書き、奥さんが亡くなった際には奥様や奥方様などの敬称を選ぶのが理想的です。

重ね重ねや度々といった文章は忌み言葉と言われており、不幸な出来事が続けて起こることを連想させてしまいます。家族が亡くなったことを直接的に表現するような言葉を書かないことを意識して、生きるや死ぬといった言葉を避けてください。

模様が付いている手紙を選ぶのも失礼にあたる可能性もあるので、無地の用紙を選んでおくことを推奨します。故人や遺族の好みを考えて花柄模様が描かれている紙を選びたいのなら、花言葉を意識しながら紙を選ぶことも意識してください。お悔みの手紙は故人が亡くなってから、7日以内に出すのがマナーとされています。

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