2021年10月17日
故人が亡くなってから一年後におこなわれる一周忌
一周忌は故人が亡くなった日から、ちょうど一年が経過する日におこなわれる法要です。一年間におこなわれる法要の中でも、特に重要なものと位置づけられています。一周忌の法要には亡くなった人と関係のあったさまざまな人が招待されます。
故人の遺族だけでなく、友人や知人などの故人が生きていた時に親しく交際していた人なども、招かれることが多いです。一周忌の内容は宗派が異なっている場合でも、共通していることが多いのが特徴です。法要が開始される30分前ごろまでに参列者が集まり始めることが多いために、それよりも少し前に遺族は必要な準備を全て終わらせておく必要があります。
45分前ごろまでに準備を終わらせても良いですが、余裕を持って準備をしたい場合には1時間前までに終わらせるようにした方がおすすめです。法要でまずおこなわれるのは、僧侶の読経です。この読経だけにかかる時間は平均して1時間程度です。
読経が終わった後には僧侶による法話がおこなわれます。法話がどれくらい続くかは僧侶によって大きな違いがあり、数分程度で終わる場合もあれば、30分以上になることもあります。これらのことが終了した後にお墓詣りをして、最後に出席者で会食をするのが一般的なスケジュールです。