2023年01月12日
直葬を選ぶ上での注意点を把握しておく事が大切
葬儀の場合は一般葬や家族葬が選ばれる事が多く、通夜と告別式を2日間に分けて執り行う事が多いです。そんな葬式タイプとは大きくことなる特徴がある式タイプが直葬であり、通夜と告別式を執り行うことはなく火葬のみを行うのが特徴となっています。
葬儀業者のホールの利用などもなく、火葬のみの利用となるので費用面でも時間や体力面でも負担を軽減する事ができる葬式タイプといえます。メリットとして大きな魅力はありますが、同時に注意点もあるので利用する場合は把握しておく事が大切です。
まず菩提寺などがある場合、説明したうえで許可を得る必要があるという点です。仏教では通夜と告別式は最後のお別れをする場という意味だけでなく、故人への供養という意味も含まれます。それ自体を行わないという事自体に許可が得られない可能性があるので、その点は考慮する必要があります。
また参列者がない状態となるので、後日弔問客としての対応が増える事も想定されます。同時に直葬を選んだことへの不満や批判が出る可能性もあり、その都度理解してもらえるように説明などが必要となってきます。このように通常の葬式タイプとは異なる特徴があるからこそ、選んだ際には様々な注意点を把握し対応する事が重要といえます。