一般葬をより小規模にする事ができる家族葬ですが、遺族の負担を抑える事ができる葬儀タイプとして選べる事が増えてきています。また感染症対策といった配慮なども踏まえて、より小規模な葬式を希望する遺族に選ばれています。
ただし家族葬の特徴は魅力と同時に注意点もあるので、その点をしっかり把握しておくことも大切です。まず家族葬の場合は参列者自体を制限する事が出来ますが、故人の生前の交友関係によっては制限しても人数が多くなってしまう可能性があります。
参列者を友人やお世話になった知人に制限しても、交友関係が広い人であれば100名以上になる場合も出てきます。その場合規模を抑えた葬式を希望していても、結果として一般葬と変わらない規模になってしまう場合も出てきます。
そうなると費用も割高となり、結果として家族葬を選んだ意味がない状態になる可能性もあります。また参列者を制限することで、葬式後の弔問客が増えるという点です。葬式が終わっても、遺族側には対応に追われてしまう負担があります。また昔ながらの風習や習慣を重んじる地域の場合、参列者を制限することで不満の声が出てくる可能性もあります。その際はしっかり説明して納得してもらうなど、新た遺族側にかかる負担があることも理解が必要です。
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