2024年04月29日
社葬を開くことに大きなメリットがある
企業の成長に貢献してきた人物を弔うために開かれる社葬は、葬儀の規模が大きいために遺族の負担が大きくなると考える人もいますが、実際には負担の軽減に繋がることもあります。多くの参列者が葬儀に訪れる可能性があるのに、遺族だけで手続きを進めようとすると大きな斎場を選ぶ必要があり、費用の負担が遺族に圧し掛かることになりかねません。
遺族だけで葬儀を開くのではなく社葬にすることで企業側が費用を負担できて、多くの参列者から香典が集まるために結果的に出費を減らせます。位牌や墓石などを用意するための費用は遺族が支払うので、全ての費用を企業側が負担することにはなりません。
それでも遺族にとっては出費が大幅に減らせるありがたい葬儀として注目されており、中小企業であっても社葬を開くことが増えています。企業が経営者を弔うことがイメージアップに繋がるのも、企業側が葬儀の費用を負担する理由の一つです。
葬儀を開いている最中に社員がおしゃべりをしていたり、マナーに反する行動を見せてしまうと企業のイメージも悪くなってしまいます。普段よりも社員のマナー違反を厳しく注意する必要があることも意識しながら、葬儀の手続きを進めておくことも重要です。