家族の健康状態があまり良くないなどある程度の予測はついていたとしても、人が亡くなるのは突然のことです。そして、それからは悲しんでいるばかりではいられない状況が待っています。つらくて大変なことですが、悲しい気持ちを抱えながらも、時間に制限がある慌ただしい中で、お葬式の準備をしなくてはなりません。最近は葬儀の形も以前と違って、家族や親しい人だけで送る家族葬や儀式そのものを行わない直葬などを行う人も多くなっています。しかし、一方では生前の故人の交友関係や親戚の関係などから一般的なお葬式を行う人がいないわけではありません。
また、家族葬でもお通夜、告別式は行うので、人数の多い、少ないはあっても式を行う場合に参列者はいます。加えて予定をたてて行うことではないので、季節も気候も選ぶことができないのは言うまでもありません。暑い時期や寒い時期を避けるわけにはいかないので、葬儀を行う当事者も参列する側もそれぞれの時に応じて着るものなどを調節したり工夫したりする必要があります。さらにどうしても避けられないのがお天気です。葬儀はその当日どんなにひどい雨でもお天気を理由にした中止はありません。
最近は斎場で行う場合がほとんどなので、葬祭業者がマイクロバスなどを手配してくれることが多くなっています。そのため、自宅の近くからバスに乗れることも多いのでずぶぬれになることを心配する必要もなくなってはいます。また、車で斎場まで行く人も多くいます。ですから以前よりお天気を気にする必要もありませんが、お通夜や告別式で喪主が挨拶する時には、参列者への心遣いが必要です。本日は雨で足元が悪い中参列していただきといった言葉を添えることだけはしたほうが良いでしょう。
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