葬儀の会場に供花を送ってもらった場合には、香典をいただいた時と同様にお返しをする必要があります。直接会場に花が届けられた場合には、忘れてしまわないように贈り主や花のだいたいの値段を控えておくことをおすすめします。
お返しの品には何を選べば良いのかと迷ってしまうかもしれませんが、食べたり使ったりしてなくなってしまうものが良いと言われています。お茶や日持ちのする焼き菓子といった食べ物や、石鹸などの日用品が最適です。この他にもタオルやハンカチといった実用的なアイテムも人気があります。
さらに、好きなものを選んでもらうことができるカタログギフトも手軽でおすすめです。カタログギフトの中にはグルメや素敵なアイテムが取りそろえられているだけではなく、体験型のユニークなギフトも用意されていて幅広い選択肢の中から選ぶことができます。
お返しにつけるのしには、志と書くことが一般的だと言われています。この他にも御礼と書いたり、関西では粗供養と書いたりすることがあるようですが、志としておけば問題がありません。葬儀社に依頼する場合には、きちんと手配してもらえるため安心して任せることができます。
また、品物の相場は供花の金額の2分の1から3分の1とされています。香典も一緒にいただいた場合には、トータルの金額の2分の1から3分の1に相当する品物を贈ることをおすすめします。マナーをきちんと守っていれば、人間関係がスムーズになります。
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